宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:53)
今日、C1.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/31 04:42 C1.9
3/30 --- ---
3/29 --- ---

黒点  3/31 (NOAA)
磁場 フレア
1176 15 β ---
1178 4 β ---
1180 1 α ---
1181 1 α ---
1183 20 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:45 333 +5.0
-2 h 342 +6.9
-4 h 360 +8.7
-6 h 354 +9.2
-8 h 351 +11.1
-10 h 351 +10.8
-12 h 355 +10.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -22 17/ 5
-2 h -20 20/ 1
-4 h -18 20/ 6
-6 h -16 15/ 2
-8 h -15 14/ 5
-10 h -13 12/ 8
-12 h -9 10/ 11

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
3/31 0.4 2x10^1
3/30 0.4 1x10^2
3/29 0.3 1x10^2
3/28 0.3 2x10^2
3/27 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
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Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 3/26 08:09 太陽に黒点群が6個見えています。フレア活動は落ち着いています。
2011/ 3/27 08:18 M1.0の中規模フレアが発生しています。太陽風は低速で穏やかです。
2011/ 3/28 11:27 太陽に黒点が目立っています。太陽風は低速で穏やかです。
2011/ 3/29 11:15 太陽風は低速で、磁気圏も静かです。太陽のフレア活動も特にありません。
2011/ 3/30 09:59 太陽風の磁場強度が強まっています。しばらく太陽風の変化に注目してください。
最新のニュース

2011/ 3/31 09:53 更新
太陽風磁場は強まった状態ですが、北向きが続いているため磁気圏はとても静穏です。

担当 篠原

昨日、15nTに強まった太陽風の磁場強度(ACEの図の白線)は、
ゆっくりと弱まっていますが、依然11nTと強い状態です。

地球の磁気圏への影響度を決定する磁場の南北成分(赤線)は、
ずっと北を向いていて(プラスの方向)、
磁気圏活動はとても静かです。
例えば、昨日から今日にかけての昭和基地の全天カメラの動画を見て下さい。
初めにきれいなオーロラが出ますが、
それ以降は真っ暗な画面に、星と天の川の光が見えているだけです。
オーロラの緑や赤の光は全く現れません。

ACEのグラフでは、磁場強度の弱まり方と比べて、
南北成分は少し早めに下がっています。
このまま南向きに(マイナス側に)反転するのかどうか、
それによってこの後のオーロラの活動度が変わってきます。
注目してください。


太陽風の速度は、330km/秒と一段と低速になっています。
コロナホールの影響が現れるかどうか、もう一日くらい待ってみましょう。


太陽は、C1前後の小さなフレア活動が度々発生している程度です。
唯一Cクラスに達したフレアは、31日5時(世界時30日20時)のC1.9で、
北半球の東側に大きく見える1183黒点群で発生しています。

太陽の活動も、この程度で推移しそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。