宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:22)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 3 --- ---
2/ 2 --- ---
2/ 1 --- ---

黒点  2/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
1150 12 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:17 364 -0.0
-2 h 411 -0.8
-4 h 420 -0.9
-6 h 428 -0.6
-8 h 428 -1.0
-10 h 433 -0.0
-12 h 425 -0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -16 -30/ 5
-2 h -17 -30/ 8
-4 h -16 -34/ 7
-6 h -16 -30/ 4
-8 h -15 -30/ 6
-10 h -16 -28/ 9
-12 h -15 -35/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
2/ 3 0.4 2x10^1
2/ 2 0.4 2x10^1
2/ 1 0.4 3x10^1
1/31 0.3 2x10^1
1/30 0.6 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 1/29 12:43 太陽の西側にCMEが飛び出しています。太陽風はかなり遅い速度です。
2011/ 1/30 11:19 太陽風は低速状態が続いています。太陽はコロナホールが大きく広がっています。
2011/ 1/31 11:25 太陽風は速度が遅く、磁気圏も静穏です。コロナホールが中心に達しています。
2011/ 2/ 1 11:41 太陽風の速度が370km/秒に回復しています。高速風の到来は明日以降になるでしょう。
2011/ 2/ 2 13:07 やや早めに高速太陽風が始まりました。激しいオーロラ活動も発生しています。
最新のニュース

2011/ 2/ 3 11:22 更新
太陽風の速度は350km/秒へ下がり、高速風は一旦終わりました。今後、再び上昇するでしょう。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風の速度はゆっくりと下がって、
夕方の2日17時(世界時2日8時)頃には、450km/秒とやや高速くらいになりました。
その後もじわじわと下がり気味に見えていたのですが、
今朝、3日10時(世界時3日1時)になって、350km/秒へ一気に下がってしまいました。

高速の太陽風は一旦途切れて、低速風に変わっています。

磁場強度も、昨日の5nTから、現在は2nTへと弱まっています。
SDO AIA193のコロナホールの様子では、
今後高速風がやって来ることは間違いないと思いますが、
それまで、一休みです。


磁気圏では、AE指数で300〜500nT程度の小規模の活動が見られています。
太陽風の速度が低下傾向にあるため、磁気圏も比較的穏やかです。


今後、再び速度が上昇して太陽風は高速状態に戻ると思われます。
現在、磁場強度が弱まっているので、再び強まりだす時が開始の目印になるかもしれません。

SDO AIA193の写真では、コロナホールは既に太陽の中央線を通過し、
全体が西半球側に移動しています。
従って、高速風の終わりもまた、今日から4〜5日先くらいと見込まれます。

オーロラ観望を狙うならそのくらいまでで一段落です。
ライブカメラ(Live! オーロラ)など注目してください。


太陽は、南半球の中央部に1150黒点群が見え、
その左に新しい黒点群が発生しています。

1150黒点群がBクラスの小さなフレアを数回起こしている程度で、
活動は低調です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。