宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:39)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/17 --- ---
1/16 --- ---
1/15 --- ---

黒点  1/16 (NOAA)
磁場 フレア
1147 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 485 -1.1
-2 h 486 -0.7
-4 h 485 -0.6
-6 h 470 -0.9
-8 h 455 +1.6
-10 h 439 -0.0
-12 h 430 +3.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -11 -27/ 6
-2 h -11 -21/ 1
-4 h -10 -24/ 6
-6 h -8 -25/ 7
-8 h -7 -23/ 16
-10 h -4 -15/ 7
-12 h -9 -21/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
1/17 0.4 2x10^3
1/16 0.4 2x10^3
1/15 0.4 7x10^2
1/14 0.3 3x10^3
1/13 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点群番号 (SOHO)
SDO黒点動画 (SDO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2011/ 1/12 13:07 太陽風は400km/秒台後半の高めの速度を保っています。オーロラの活動も続いています。
2011/ 1/13 13:00 500km/秒近くの高速風が続いています。このまま続きそうです。
2011/ 1/14 12:07 太陽風の速度が550km/秒に上昇しています。C1のフレアが発生しています。
2011/ 1/15 14:01 太陽風の速度は460km/秒に下がり、高速風は終わりに近づいているのかもしれません。
2011/ 1/16 12:06 太陽風の速度は下がり始め、オーロラ活動も弱まっています。新しい黒点群が上がって来ました。
最新のニュース

2011/ 1/17 09:39 更新
太陽風の速度は再び上がっています(480km/秒)。コロナホールの影響が及んでいるのかもしれません。

担当 篠原

昨日、太陽風の速度は、400km/秒と平均的なレベルまで下がりましたが、
夜に入った頃から再び上昇し、現在は480km/秒と高速状態を回復しています。

SOHO EIT195のコロナ写真で、太陽の南半球側に広がる
コロナホールの影響が届いているのかもしれません。
その場合、高速風は明日、明後日まで続くかもしれません。

一方、太陽の中心部には、かなり淡いコロナホールも見られ、
この影響も19、20日頃に多少見られる可能性もあります。
太陽風の乱れとしては小規模でしょう。


太陽風の速度は高まりましたが、
磁場の南北成分がほとんど0nTにあったため、磁気圏は静穏でした。
AE指数はほとんど変化していません。

今後、磁場が南寄りに変わるようであれば、
速度が高まっているので、小規模のオーロラ活動が発生するでしょう。


太陽では、1147黒点群が次第にこちら側に回ってきましたが、
活動は低下しているらしく、X線の変動はほとんどなくなってしまいました。
もうしばらく様子を見る必要がありますが、
太陽はこのまま穏やかな状態が続きそうです。



SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。