宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:10)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内がやや活動的になっています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/20 --- ---
9/19 --- ---
9/18 --- ---

黒点  9/20 (NOAA)
磁場 フレア
1106 17 β ---
1108 13 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:57 321 -1.1
-2 h 328 +0.7
-4 h 329 -1.7
-6 h 331 -1.2
-8 h 329 -0.3
-10 h 329 +0.2
-12 h 330 -0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -15 -36/ 17
-2 h -17 -19/ 12
-4 h -16 -12/ 5
-6 h -15 -13/ 4
-8 h -15 -12/ 6
-10 h -16 -17/ 4
-12 h -17 -19/ 3

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
9/20 0.5 1x10^2
9/19 0.4 1x10^2
9/18 0.4 7x10^1
9/17 0.4 6x10^1
9/16 0.4 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
AIA193 (SDO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
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昭和基地カメラ (NIPR)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 9/15 10:17 太陽風磁場が強まり、速度は400km/秒に上がっています。オーロラ活動がやや活発化しています。
2010/ 9/16 11:53 太陽風は低速風に戻りました。磁気圏は静かです。
2010/ 9/17 10:47 太陽風の速度は500km/秒近くまで高まっています。太陽では、C1フレアが発生しています。
2010/ 9/18 09:29 太陽風は、やや高速です。1108黒点群が大きな姿を現しました。
2010/ 9/19 11:59 太陽風の速度は下がって、低速風になりました。高速風が3日後ほどに近づいています。
最新のニュース

2010/ 9/20 12:10 更新
太陽風は320km/秒まで低速になっています。太陽の活動も穏やかです。

担当 篠原

今日は、SDOによる素晴らしい太陽の映像を紹介しましょう。
1枚目に掲載している動画は、18日から19日の2日間にわたる、
太陽北縁付近のプロミネンスの活動です。

渦を巻いている様に見えたり、噴き上がったり、複雑な動きが大規模に発生しています。
動画では一瞬ですが、画面の右側からプロミネンスのループが、
太陽の上空へ向かって噴き出していく姿も写っています。

やや容量が大きいので、ダウンロードに時間がかかる方は申し訳ありません。


さて、太陽風は、320km/秒と一段と低速になっています。
磁場強度も2〜3nTまで弱まっていて、
高速風の到来まで、このまま穏やかな状態が続きそうです。

磁気圏の活動も概ね静穏で、AE指数は小さな変化が見られるだけです。


SOHO EIT195では、コロナホールは西側に移動し、高速風の到来が近づいています。
22日頃に始まると予想していますが、どうなるでしょうか。
明日以降はACEのデータに注目してください。

前周期は、一気に600km/秒台後半に速度が上昇し、
5日に渡って、かなり高い速度を保ちました。
現在のコロナホールの規模は、やや縮小している様に感じられます。
やって来る高速風の規模がどの程度になるか注目して下さい。


太陽は、1106黒点群が西の端に近づき、1108黒点群は中心へ近づいています。
GOESのX線観測によると、それぞれの領域でBクラスの小さなフレアが発生していますが、
活動度としては穏やかなままです。



SDO AIA304による、太陽北縁付近のプロミネンスの活動。
(c) SDO (NASA)、動画加工 : 宇宙天気ニュース


SOHO衛星のEIT195カメラによる太陽コロナの様子
(c) SOHO (ESA & NASA)



SOHO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SOHO (ESA & NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。