宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:45)
昨日、C2.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/28 --- ---
7/27 13:11 C2.2
7/26 --- ---

黒点  7/28 (NOAA)
磁場 フレア
1089 5 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:36 611 +3.4
-2 h 596 -1.0
-4 h 603 -2.4
-6 h 574 +1.1
-8 h 568 +0.2
-10 h 584 -1.6
-12 h 582 +1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -24 -22/ 9
-2 h -25 -22/ 9
-4 h -18 -11/ 5
-6 h -22 -9/ 13
-8 h -18 -15/ 11
-10 h -14 -21/ 5
-12 h -12 -25/ 18

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^2
7/28 0.4 3x10^2
7/27 0.4 8x10^1
7/26 0.4 4x10^1
7/25 0.3 4x10^1
7/24 0.4 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
太陽黒点 (SOHO)
太陽可視光 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
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Live!オーロラ (遊造)
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情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 7/23 09:32 1089黒点群は、小さな活動を続けています。太陽風は低速で、速度上昇はこれからです。
2010/ 7/24 11:58 太陽風磁場が強まり、高速風が近づいていると思われます。
2010/ 7/25 08:40 太陽風は360km/秒と低速風が続いています。今日、明日には高速風が始まりそうです。
2010/ 7/26 09:30 太陽風は450km/秒とやや高速の状態になっています。今後、更に高速の風が来る可能性があります。
2010/ 7/27 14:36 太陽風の速度は550km/秒に上がりました。高速風の到来です。C2.2フレアが発生しました。
最新のニュース

2010/ 7/28 11:45 更新
高速太陽風が600km/秒台に上昇し、磁気圏のオーロラ活動も強まっています。

担当 篠原

昨日の夕方より、太陽風の速度はもう一段上昇して、600km/秒になりました。
やや遅れましたが、前周期に比較的近いタイミングで、
より速度の高い太陽風がやって来ました。

前周期同様に、このまま600km/秒台が続くのか、
すぐに500km/秒台に下がってしまうのか、今後の変化にも注目してください。

速度がだいぶ高まったことと、磁場強度が5nTをやや超えるレベルにあったため、
磁気圏のオーロラ活動も活発化しています。
AE指数では、800〜900nTに達する中規模活動が頻繁に記録されています。


太陽のコロナ写真を見ると、コロナホールの最も広い領域から影響を受けるのは、
明日、明後日くらいと見込まれます。
従って、高速風は、もう2〜3日程度は勢いの良い状態が続き、
その後、ゆっくりと弱まっていくのではないでしょうか。

27日周期の図で、前周期の変化と見比べながら、今後の展開に注目してください。


高速風を受けて、放射線帯の高エネルギー電子が増加を始めました。
今日の変化はまだ小幅ですが、明日以降、警戒レベルへ増加する可能性があるので、
今後は、このグラフにも注意してください。


太陽は、昨日、C2の小規模フレアが発生したきりで、
それ以降は、Bクラスの小さな変化が見られた程度です。

一方、太陽東端に見える活動領域は、いよいよこちら側に現われます。
X線のグラフはやや落ち着いていますが、1日おきに活動が強まったりすることもあるので、
こちらの変化にも注意が必要です。



GOES-14のX線カメラによる太陽コロナ。
(c) NOAA


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。