宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:24)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/16 --- ---
6/15 --- ---
6/14 09:43 C1.6

黒点  6/16 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:15 528 -4.1
-2 h 486 -1.4
-4 h 475 -1.2
-6 h 514 +1.5
-8 h 483 +0.6
-10 h 459 +2.2
-12 h 419 -1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -19 -21/ 6
-2 h -13 -13/ 19
-4 h -8 -2/ 8
-6 h -7 5/ 5
-8 h -8 1/ 6
-10 h -8 2/ 10
-12 h -7 0/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^2
6/16 0.6 8x10^2
6/15 0.5 1x10^3
6/14 0.6 1x10^3
6/13 0.8 2x10^3
6/12 1.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 6/11 09:19 1079黒点群が発生しています。しかし、太陽は静穏です。太陽風はやや高速になりました。
2010/ 6/12 11:41 M2.0の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。
2010/ 6/13 11:25 1081黒点群はC6のフレアも起こしました。太陽風は330km/秒と低速です。
2010/ 6/14 09:54 1079黒点群が活発化し、M1のフレアが発生しました。太陽風は400km/秒です。
2010/ 6/15 09:09 太陽風は370km/秒とやや低速になり、磁気圏も静穏です。これから高速風がやって来ると思われます。
最新のニュース

2010/ 6/16 11:24 更新
太陽風の速度が500km/秒台前半に上昇しています。磁気圏は概ね静穏です。

担当 篠原

コロナホールによる高速の太陽風がやって来ました。
昨日の夕方、15日17時(世界時15日8時)頃から、
太陽風の磁場が、5nTから10nTへ強まりました。
そのまま現在まで、10nT近い強度を保っています。

一方の太陽風は、300km/秒台後半とやや遅い状態だったのですが、
磁場の強まり以降、今朝にかけてゆっくりと上昇し、
現在、500kmから550km/sと高速状態に入っています。


27日周期の図を見ると、前周期とほとんど同じタイミングで、
高速風は始まっていますす。
最高速度も今のところ同じくらいですが、
太陽風の磁場強度が強まったままなので、
これからもう一段上昇が起きるかもしれません。

継続期間は前周期と同程度、明日、明後日くらいまでではないでしょうか。


ここまでの磁気圏も概ね静穏です。
これは、太陽風の磁場が比較的北寄りに推移していたためです。


太陽は、やっと現われた黒点群も西へ沈み、無黒点となっています。
東の端には、白斑が見えている程度です。



SOHO EIT195による太陽コロナ。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。