宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:12)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏内がやや活動的になっています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 5 --- ---
6/ 4 --- ---
6/ 3 --- ---

黒点  6/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
1076 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:06 485 -1.6
-2 h 495 -1.2
-4 h 525 -0.8
-6 h 537 -1.0
-8 h 563 -1.7
-10 h 557 +1.5
-12 h 561 +1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -21 -28/ 11
-2 h -21 -21/ 12
-4 h -21 -15/ 5
-6 h -19 -17/ 3
-8 h -17 -18/ 5
-10 h -18 -12/ 8
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
6/ 5 0.3 4x10^3
6/ 4 0.4 3x10^4
6/ 3 0.6 3x10^4
6/ 2 0.4 4x10^4
6/ 1 0.4 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 5/31 09:49 高速太陽風が始まりました(500km/秒)。南向き磁場が強まり、激しいオーロラ活動が発生しています。
2010/ 6/ 1 13:42 コロナホールによる高速の太陽風は600km/秒に達し、活発なオーロラ活動も続いています。
2010/ 6/ 2 11:07 高速太陽風は続いていますが、速度は500km/秒に下がってきました。放射線帯が強まっています。
2010/ 6/ 3 10:14 太陽風の速度は440km/秒に下がり、高速風は終わりました。放射線帯は強まったままです。
2010/ 6/ 4 10:31 550km/秒の高速風が再びやって来ました。放射線帯が一旦大きく減少しています。5月までの無黒点日情報です。
最新のニュース

2010/ 6/ 5 14:12 更新
太陽風はまだ高速ですが、500km/秒に下がりました。

担当 篠原

550km/秒に上がっていた太陽風の速度は、1日で低下を始め、
現在は500km/秒に下がっています。
磁場強度も3nTに弱まっていて、高速風は後半に入っています。

磁気圏のオーロラ活動は、南向き磁場の影響で活発な変化が単発で発生していますが、
高速風が弱まる傾向にあるため、次第に穏やかになっています。

太陽風の速度は、この後も次第に下がって、平均的な状態に戻るでしょう。
そして、次に、ちょうど今太陽の中心に縦に伸びているコロナホールの影響が見られそうです。
SOHO EIT195を見ると、南極から北半球側まで細長く伸びています。
東西の広がりは細いので、影響は短時間で終わるでしょう。
8日頃の太陽風に注目して下さい。


放射線帯の高エネルギー電子は、大きく下がった後は、数千のレベルに戻っただけで、
大きな回復にはなりませんでした。


太陽は静穏です。
1076黒点群は特に変化なく、南西に見えています。
そして、そのちょうど北半球側に小さな黒点が発生しています。



SOHO EIT195による太陽コロナ。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。