宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:51)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線の最新データがありません。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/18 --- ---
4/17 --- ---
4/16 --- ---

黒点  4/18 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:47 391 -0.4
-2 h 395 -1.1
-4 h 384 -0.1
-6 h 389 -0.5
-8 h 399 -1.9
-10 h 380 +2.3
-12 h 375 +1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:59 -15 -8/ 3
-2 h -15 -11/ 7
-4 h -14 -9/ 5
-6 h -14 -13/ 5
-8 h -9 -10/ 5
-10 h -9 -10/ 5
-12 h -9 -14/ 4

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 - -x10^-
4/18 - -x10^-
4/17 - -x10^-
4/16 - -x10^-
4/15 0.4 4x10^2
4/14 0.7 4x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 4/13 08:14 CMEによる太陽風の乱れは終わり、穏やかな状態に戻っています。
2010/ 4/14 08:01 太陽風、磁気圏ともに穏やかな状態です。CMEが発生しています。
2010/ 4/15 15:49 500km/秒の高速太陽風がやって来ました。激しいオーロラ活動が1回発生しています。
2010/ 4/16 08:09 480km/秒の高速太陽風が続いています。太陽は無黒点です。
2010/ 4/17 11:57 太陽風は440km/秒とやや高速です。磁気圏は穏やかです。無黒点が続いています。
最新のニュース

2010/ 4/18 11:51 更新
400km/秒と平均的な速度の太陽風が続いています。磁気圏も概ね静穏です。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽風の速度は400km/秒と平均的なレベルに下がり、そのまま安定しています。
磁場強度も、4nTで安定しています。

ACEのグラフを見ると、18日2時(世界時17日17時)に太陽風の密度が急に減少しています。
同時に、磁場の南北成分は北寄りから南寄りに転じ、
平坦だった速度のグラフも小幅ですが変動するなど、太陽風の様子が切り替わっています。
しかし、変化としては小さく、特に目立った影響はありません。

オーロラ活動を示すAE指数は、太陽風の磁場が南寄りになったことで、
図の後半に小さな変動が見られますが、全体としては静穏です。

この後も、現在のような穏やかな太陽風が続くでしょう。
SOHO EIT195の太陽コロナ写真を見ると、太陽の南北両側に見られるコロナホールは、
太陽の中心線に達しつつあります。
このため、これから3〜4日後くらいに速度の高い太陽風がやって来る可能性があります。
コロナホールの緯度がやや高めなので、どの程度の影響がやって来るか注目してください。


放射線帯の高エネルギー電子は、低いレベルで安定しています。


太陽は、無黒点ですが、B2の小さなフレア活動が発生しています。
SOHO EIT195で、太陽の東端の向こう側に見える活動領域で発生した様です。
フレア後のコロナガスの噴き上がりをEIT195の動画で見ることができます。
CMEになりそうですが、コロナグラフではまだ見ることができませんでした。

この活動領域が太陽のこちら側に回ってくるまで、もう少し待たされそうですが、
どのような活動度となるでしょうか。



SOHO EIT195による太陽コロナ。18日11時半(世界時18日2時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。