宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:57)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/24 --- ---
2/23 --- ---
2/22 --- ---

黒点  2/24 (NOAA)
磁場 フレア
1049 3 β ---
1050 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:51 372 +0.9
-2 h 359 -1.1
-4 h 345 -1.5
-6 h 360 -0.4
-8 h 347 +1.2
-10 h 343 +2.2
-12 h 350 +2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:59 -10 4/ 12
-2 h -11 -6/ 3
-4 h -8 -6/ 5
-6 h -7 -9/ 3
-8 h -6 -7/ 4
-10 h -7 -7/ 2
-12 h -8 -8/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^0
2/24 0.6 3x10^1
2/23 0.7 3x10^1
2/22 0.7 5x10^1
2/21 0.6 4x10^1
2/20 0.6 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 2/19 09:33 太陽風の磁場がまた強まり、速度もやや上がっています。
2010/ 2/20 11:35 太陽風は450lkm/秒とやや高速です。太陽は穏やかです。
2010/ 2/21 09:56 太陽風は400km/秒台を割りました。磁気圏は静穏です。
2010/ 2/22 09:20 太陽風は穏やかで、磁気圏も静穏です。太陽も静かです。
2010/ 2/23 11:49 太陽風は穏やかですが、磁場が南を向いていて、小規模のオーロラ活動が続いています。
最新のニュース

2010/ 2/24 13:57 更新
太陽風はやや低速で、磁気圏は静かです。1050黒点群が出現しました。

担当 篠原

太陽風は、340〜380km/秒とやや低速の状態で安定しています。
磁場強度は、2nTから5nTに増えていますが、こちらも平均的なレベルです。
太陽風は、このまま穏やかに推移しそうです。

磁気圏も静穏です。
AE指数はほとんど変化していません。


ACEの最新のところで、磁場が南寄りになっています。
もし、この傾向が続くと、オーロラ活動がやや強まると思われます。
オーロラ観望には注目です。
(ただし、最後はまた北向きになっています)


太陽では、中心付近に1050黒点群が出現しました。
EIT195で、やや明るく光っていた領域に発生しています。

X線には、Bクラスの小さな変化が見えていますが、
これは西の端の1049黒点群が作った変化だとのことです。



SOHO EIT195による、太陽コロナ。24日8時半(世界時23日23時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽の可視光写真。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。