宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:06)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/30 --- ---
12/29 --- ---
12/28 --- ---

黒点 12/30 (NOAA)
磁場 フレア
1039 7 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 281 +0.7
-2 h 287 +0.5
-4 h 283 +0.2
-6 h 288 -0.3
-8 h 306 -0.9
-10 h 318 -0.8
-12 h 313 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:59 -11 6/ 5
-2 h -11 2/ 4
-4 h -12 6/ 3
-6 h -12 6/ 3
-8 h -12 6/ 2
-10 h -11 5/ 3
-12 h -11 6/ 2

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^0
12/30 0.8 7x10^0
12/29 0.6 5x10^0
12/28 0.7 6x10^0
12/27 0.7 7x10^0
12/26 0.6 6x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/12/25 08:34 太陽は2週間ぶりに無黒点に戻ったようです。太陽風は低速で穏やかです。
2009/12/26 08:44 太陽風磁場の一時的な強まりが発生しましたが、磁気圏は静穏です。太陽風は穏やかな状態が続くでしょう。
2009/12/27 09:05 1039黒点群が出現しました。Bクラスの小さな変化が見られています。
2009/12/28 13:04 1039黒点群は少し大きくなっています。低速の太陽風が続いています。
2009/12/29 10:04 太陽風は300km/秒台前半に下がりました。1039黒点群も活動は静かです。
最新のニュース

2009/12/30 10:06 更新
太陽風は280km/秒とかなり低速です。磁気圏もたいへん静かです。

担当 篠原

12月28日に、宇宙天気ニュースのアクセス累計が250万件に達しました。
ありがとうございます。
これまでの経過をまとめましたので、ご覧ください。

宇宙天気ニュース250万カウント到達

この半年ほどで毎日のアクセス件数が上昇し、1日2000件のレベルに達しています。
今後もどうぞよろしくお願いします。



太陽風の速度は、昨日の状態から更に下がり、現在は280km/秒とかなり遅くなっています。
磁場強度も2nTに弱まっていて、太陽風はたいへん穏やかです。

このため、磁気圏もとても静かで、
AE指数は全く変化していません。


年が明けるまで、このまま静かな太陽風が続くでしょう。
27日周期の図によると、年が明けた頃に若干の速度の上昇がやって来るかもしれませんが、
SOHO EIT195では、発生源のコロナホールはほとんど見えなくなっており、
太陽風は低速のまま推移するかもしれません。


太陽では、1039黒点群の黒点の分布が3つに変化しています。
X線のグラフは、この半日ほど小さく変動するようになっていて、
この動きが更に大きくなるのか、この程度で終わるのか注目しています。



SOHO EIT195による太陽コロナ。30日10時(世界時30日1時)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽の可視光写真。1039黒点群が見えています。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。