宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:13)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 8 --- ---
2/ 7 --- ---
2/ 6 --- ---

黒点  2/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:08 304 +0.4
-2 h 309 -0.1
-4 h 311 -0.8
-6 h 318 +0.7
-8 h 322 +0.9
-10 h 328 -1.5
-12 h 329 -1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -4 6/ 10
-2 h -4 -2/ 3
-4 h -4 -3/ 4
-6 h -4 -1/ 2
-8 h -6 -2/ 8
-10 h -5 -5/ 5
-12 h -5 -4/ 2

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
2/ 8 0.6 2x10^1
2/ 7 0.6 3x10^1
2/ 6 0.5 1x10^1
2/ 5 0.7 1x10^1
2/ 4 0.8 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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宇宙環境計測グループ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 2/ 3 09:03 太陽風の速度は340km/秒に下がり、磁気圏もたいへん静穏です。低速の太陽風は当分続きそうです。
2009/ 2/ 4 09:37 太陽風に、小規模の急な変化がやって来ました。中規模のオーロラ活動が発生しています。
2009/ 2/ 5 08:19 太陽風磁場は、大きく南向きに変動しました。活発な磁気圏活動が発生しました。
2009/ 2/ 6 09:20 太陽風は低速で、穏やかです。磁気圏もすっかり静かになりました。
2009/ 2/ 7 09:02 300km/秒台前半の穏やかな太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。
最新のニュース

2009/ 2/ 8 09:13 更新
太陽風は低速(310km/秒)で、磁気圏もとても穏やかです。

担当 篠原

300km/秒台前半の低速の太陽風が続いています。
速度(ACEの黄色線)は、330km/秒から310km/秒へと、小幅ですが更に下がっています。
磁場強度も、2nT前後に弱まったままです。

磁気圏もとても穏やかです。
AE指数には、200nTほどの小さな活動がひとつ見られる程度で、
その他は全く平坦です。


穏やかな太陽風は、まだまだ続きそうです。

SOHO EIT195の写真は、昨日からほとんど更新されていませんでした。
ですので、今日はSTEREO BehindのEUVI195を掲載しましょう。
STEREO Behindは、地球からだいぶ遠ざかり、
地球から見える太陽よりも3日半ほど先の様子を見るようになりました。

この写真では、太陽の中心に、暗くコロナホールが見えています。
鋭くL字の形になっています。
この写真の様数では、規模はそれほど大きくなさそうです。
前周期の太陽風では、この領域からの影響はほとんどなかったのですが、
今回はどうなるでしょうか。
地球への影響は、5日程度先のことになるでしょう。


太陽は、可視光写真が更新されていないので、磁場の写真を掲載します。
特に強まった領域はなく、無黒点が続いていると思われます。



STEREO behind衛星による太陽コロナ写真。地球よりも、3日半ほど先の太陽です。8日6時(世界時7日21時)。
(c) NASA


SOHOによる太陽の磁場写真。黒点にともなう磁場の強まりは見られません。8日4時(世界時7日19時)
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。