宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:51)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/29 --- ---
1/28 --- ---
1/27 --- ---

黒点  1/28 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:45 400 +3.5
-2 h 384 +2.8
-4 h 370 +1.4
-6 h 352 -0.9
-8 h 362 +1.6
-10 h 357 +0.7
-12 h 352 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
07:59 -2 10/ 6
-2 h -4 5/ 7
-4 h -6 1/ 2
-6 h -5 2/ 3
-8 h -6 3/ 2
-10 h -8 4/ 6
-12 h -8 -3/ 2

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
1/29 0.6 2x10^1
1/28 0.7 1x10^1
1/27 0.7 1x10^1
1/26 0.5 1x10^1
1/25 0.5 1x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 1/24 11:17 太陽風は320km/秒と遅く、磁気圏も非常に静穏です。太陽は無黒点が続いています。
2009/ 1/25 11:05 太陽風は、速度270km/秒とかなり低速になっています。磁気圏もとても穏やかです。
2009/ 1/26 08:19 280km/秒の遅い太陽風から、340km/秒へやや上昇しています。高速風の始まりが近づいているかもしれません。
2009/ 1/27 08:03 太陽風速度は300km/秒台が続き、高速風には発達していません。南向き磁場の影響で、磁気圏活動は活発化しました。
2009/ 1/28 08:41 やや速度の遅い、穏やかな太陽風が続いています。とても小さな黒点が現れました。
最新のニュース

2009/ 1/29 08:51 更新
穏やかな太陽風が続いています。太陽は無黒点に戻りました。

担当 篠原

穏やかな太陽風が続いています。
昨日より、速度は360km/秒で安定していました。
今朝に入ってやや上がり、現在は400km/秒になっています。
しかし、磁場強度は5nTで安定しており、
これからすぐに速度が上がる、という雰囲気は見られません。

磁気圏活動もたいへん静かです。
AE指数はほとんど変化していません。


前周期の1月3日に見られた、後半の速度の山が、
今日遅くか、明日にかけて回帰する可能性があると考えています。
前周期は、500km/秒台が1日くらいしか続かなかった小さな乱れです。
今回、回帰しても、同じ程度の小さな乱れになるでしょう。


昨日太陽に見えていたとても小さな黒点は、
NOAAの黒点番号も付かないうちに、すぐ消えてしまった様です。
太陽は無黒点にもどり、とても穏やかです。



SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。29日8時半(世界時28日23時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽の可視光写真。昨日の黒点は見えなくなりました。28日22時(世界時28日13時)
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。