宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:43)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏内がやや活動的になっています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/12 --- ---
9/11 --- ---
9/10 --- ---

黒点  9/12 (NOAA)
磁場 フレア
1001 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:37 389 -0.4
-2 h 361 -2.1
-4 h 368 -1.6
-6 h 371 +0.3
-8 h 382 +0.1
-10 h 388 +0.7
-12 h 390 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:59 -12 -11/ 15
-2 h -10 3/ 1
-4 h -9 6/ 7
-6 h -9 10/ 2
-8 h -9 7/ 5
-10 h -10 7/ 2
-12 h -9 9/ 3

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
9/12 0.6 5x10^3
9/11 0.7 6x10^3
9/10 0.5 2x10^4
9/ 9 0.6 1x10^4
9/ 8 0.7 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
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宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2008/ 9/ 7 09:20 高速太陽風が続いています(600km/秒)。
2008/ 9/ 8 09:02 高速太陽風は安定して続いています。これから終わりに向かうでしょう。
2008/ 9/ 9 10:06 太陽風の速度が低下に向かっています(540km/秒)。高速風は終盤です。
2008/ 9/10 09:33 太陽風速度は、460km/秒に下がりました。高速風は終わりつつあります。
2008/ 9/11 08:57 太陽風は、通常の速度に戻りました(430km/秒)。磁気圏の活動は静穏です。
最新のニュース

2008/ 9/12 09:43 更新
太陽風は低速になっています。磁気圏も静穏です。1001黒点群が出現したそうです。

担当 篠原

太陽風の速度は更に低下を続け、360km/秒まで下がりました。
やや低速になっています。
磁場強度は3nTで、やや弱めです。

磁気圏はとても静かで、AE指数には全く変化が見られません。

今日、明日は、このまま穏やかな状態が続くでしょう。
そして、明後日、14日くらいから、太陽風の速度が上がり、高速風が始まります。
ライブカメラなどでオーロラ観望を狙うなら、このタイミングです。

今度の高速風は規模が小さく、3日ほどで終わってしまいそうです。
SOHO EIT195を見ると、コロナホールは、既に全体が太陽の中心を通り過ぎています。


放射線帯の高エネルギー電子は、やや高めの状態です。
ゆっくりと減少しています。

太陽では、1001黒点群が出現したそうです。
掲載の太陽写真では、分かりません。
SOHO EIT195で、太陽の中心のやや左に明るく見えているところだと思われます。
とても小さな黒点のようです。



SOHO衛星EIT195カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

9/11 22:36 UT


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。