宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:57)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/27 --- ---
1/26 --- ---
1/25 --- ---

黒点  1/27 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:58 441 -1.1
-2 h 440 -0.8
-4 h 447 +1.3
-6 h 444 +1.9
-8 h 450 -0.6
-10 h 452 -0.3
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:29 - 3/ 12
-2 h - -7/ 3
-4 h -13 -9/ 2
-6 h -12 -9/ 8
-8 h -13 -7/ 8
-10 h -15 -10/ 8
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
1/27 0.6 2x10^3
1/26 0.6 3x10^3
1/25 0.5 6x10^3
1/24 0.7 8x10^3
1/23 0.7 8x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2008/ 1/22 10:17 地球は高速風領域を抜け出しつつあります(500km/秒)。これから静かな期間が10日くらい続きます。
2008/ 1/23 10:02 太陽風は普通の速度に戻りました。磁気圏はとても穏やかです。
2008/ 1/24 10:16 穏やかな太陽風、磁気圏です。小規模のCMEが起こっています。
2008/ 1/25 10:05 穏やかな太陽風ですが、南向き磁場の影響で、小規模の磁気圏活動が起こっています。
2008/ 1/26 11:24 太陽風の速度が550km/秒まで上昇し、小規模の高速風がやって来ました。
最新のニュース

2008/ 1/27 12:57 更新
太陽風は、通常の状態に戻りつつあります。磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度はゆっくりと下がり、現在、440km/秒です。
太陽風は、通常の状態に戻りつつあります。

27日周期の図で、太陽風速度の変化を数日の幅で見ると、
今回の乱れは、前周期よりもはっきりした速度の盛り上がりになっています。
今後、更に大きくなっていくのでしょうか。

磁気圏は、AE指数で300nTほどの小さな乱れが続いていましたが、
速度の低下とともに見られなくなり、静穏になっています。
今後も、静かに過ぎて行くでしょう。


SOHO EIT195では、太陽の中心から少し左のとろこに、
コロナホールの影が見えています。
大きさはそれほど大きくありませんが、
2月1日からやって来る、次の高速風の発生源にあたると思われます。
明日、太陽の中心線に達すると見ると、高速風の回帰が少し早まるのかもしれません。


太陽は黒点は見られず、とても静穏です。



SOHO衛星EIT195カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( [email protected] )宛てお知らせ下さい。