宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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| 当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 | |
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2004/ 6/28 11:21 更新 太陽風磁場の強度に変化が見えています。これから太陽風の速度が上昇すると思われます。 担当 篠原 まだ高速風は来ていません。昨日のニュース以降、太陽風の速度は340km/秒まで下がりました。 太陽風の磁場強度も5nT程度に下がったのですが、28日6時(世界時27日21時)頃から再び強まり始め、 また、急に大きく南を向く様になりました。 この磁場強度の上昇は、太陽風速度上昇の前触れの可能性もあります。 SOHO EIT284カメラの観測が休止していますので、参考として27日前(6月1日)の太陽画像を表示します。 太陽中心のやや下寄りに大きなコロナホールが広がっています。 現在もこの付近にコロナホールが広がっていると思われます。 ここから吹き出している速度の速い太陽風がやがて地球に届くと思われます。 太陽風磁場の南向きの影響で、AE指数の乱れも急に大きくなっています。 太陽風の速度が遅いため、AE指数の変化は比較的小さな規模に留まっていますが、 速度が上昇すると、擾乱の規模も大きくなり易くなります。 太陽黒点の635群はいよいよ太陽の西の端に没しつつあります。 Cクラスの小規模フレアに留まっていますが、635群はここへ来て活発に活動を続けています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC  リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT  SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA)  GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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