宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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| 当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 | |
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2004/ 4/28 09:35 更新 太陽風の磁場が強まっていますが、磁気圏は静かです。 2004/ 4/28 09:41 追加 AE指数の画像を追加します。 担当 篠原 SOHO衛星の太陽画像が一部更新される様になりました。 太陽黒点の画像をご覧下さい。太陽中心やや北に599群が見えています。 この黒点群は27日16時(世界時27日7時)にC3の小規模フレア(太陽爆発)を起こしています。 米国のNOAA/SECは、このフレアによるCME(太陽ガスの放出現象)の発生を知らせています。 (SOHO LASCO C3の画像が更新されていないため、確認ができません) 地球の正面に位置していますので、29日の夜以降影響が見られる可能性があります。 太陽風の速度が上昇し、オーロラ活動が活発になったり、弱い磁気嵐になる事があります。 久しぶりのSOHO EIT284の最新太陽画像によると、 小規模のコロナホールが太陽面北寄り(上側)の東西(左右)に見えています。 25日に見られた太陽風速度の上昇は、この右側のコロナホールの影響だったのかもしれません。 左側のコロナホールが、これから一週間程かけて地球へ影響を及ぼす位置へ移動します。 それまでは太陽風を大きく乱す要因は見られません。 コロナホール自体も小規模なものです。あまり大きな擾乱を起こす事はないでしょう。 現在、太陽風の磁場強度が8nTへ強まっています。 注視すべき南向き成分も-5nT近くあるのですが、磁気圏は静穏です(AE指数参照)。 これは、速度が420km/秒と穏やかなレベルに留まっているためでしょう。 ただし、磁場強度が強い間は速度の変化などによって急にオーロラが活発になることがあります。 2004/ 4/28 09:41 追加 (篠原) 関連の図はページの最後にあります 掲載のミスです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA)  GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC  ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC  沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT  2004/ 4/28 09:41 追加 リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT  | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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