宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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| 当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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| 太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 | |
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2004/ 4/ 6 10:48 更新 オーロラ活動が昨夜から活発になっています。また、太陽風速度の上昇が始まっています。 担当 篠原 5日23時(世界時5日14時)頃から急にオーロラの活動が活発になっています。 太陽風データが欠けているため、原因が良く分かりませんが、 太陽風磁場の状況の変化によるものと思われます。 オーロラ活動の指標となるAE指数は、1000nTを超える大きな変化を示しています。 活動は激しかったようで、沖縄の磁場データでも昨夜から-50nT程度の磁場の減少が見られます。 オーロラ活動は現在も500nT前後で推移しています。高速風(下の記事参照)のため、今後も注意が必要です。 一方、太陽風の速度が上昇を始めています。現在500km/秒を越えました。 これは太陽面のコロナホールのためです。 久しぶりのSOHO EIT284の画像をご覧下さい(左側が最新です)。 中心付近に見えている暗い領域がコロナホールと呼ばれる領域で、ここから太陽ガスが高速で放出されています。 27日前の画像(右側)と比較すると、コロナホールの領域が随分小さくなっています。 前周期の太陽風は最高800km/秒とたいへん高速になりましたが、 今周期はここまで高速にはならないかもしれません。 東西(左右)の広がりは同じ程度ですので、 27日周期の図を参考にして高速風の期間などを予想することはできそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC  リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL  沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) CRL  27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) CRL
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